【酒】福島県産酒を楽しむ夕べ (8)
ここまでくるとグダグダで味をあんまり覚えていません(笑)。
福島県のみの蔵元開催ということを考えると、全体的にかなり頑張っている試飲会だと思います。肴の方も色々と工夫していたと思います。ただ、売りの大吟醸があっというまになくなってしまうのはどうかと。
ローテローゼという神戸の白ワイン輸入販売業者さんがいらっしゃいますが、年に4回ぐらい浅草駅近くで試飲会を開いてます。私も時々お邪魔しますが、なかなか上手いシステムにされています。
・会費は2000円でワイングラスをつけてくれる。
・比較的安いワインは会費を払うだけで飲めるが、高いワインになると有料になる。
本当に飲みたい人が、ある意味破格の値段で飲めるし、お金を取ることで単に「高い酒で元を取りたい」という人を排除できる。つまり、将来の見込み客を選別して販促できるというわけです。「福島県産の酒を楽しむ夕べ」もこういった方式をとれば、本当の意味でのビジネスにつながるのではないでしょうか。
こういう試飲会は得てしてボランティアの努力に頼るケースが多いと思うのですが、参加した蔵元さんが出したメッセージを参加者が理解し、実際に販売量が増えるような努力をしないといつかは立ち消えになってしまうと思います。「福島県のお酒を知ってもらいたい」という努力には頭が下がりますが、ビジネスという軸足をしっかり下ろした上で、どうやったら「買うに足りる酒だ」ということを理解してもらえるのか、考えて行く必要があると思いました。
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